働き方改革って進んでいるの?

働き方改革はどんな状況なの?

みなさんこんにちは!ハピリク運営事務局です。
「働きから改革」という言葉を数年前からよく耳にするようになりましたね。「働きから改革」という言葉が最近普及し始めたな、と思っている方も多いと思います。ニュースや新聞でもよくその言葉を目にするようになりました。

でもみなさん、「働きから改革」という言葉を知っているけど、実際働いているとあまり効果を感じられていない、なんてことはありませんか?
12月の日経新聞にも「会社員1000人を対象にした調査で、働き方改革を実感していない人が8割超だった」という記事が出ていました。
理由は、「有給休暇が取りにくい」「残業が減らない」といった労働時間に関連する理由が目立っていたとのことです。「働き方改革」=「長時間労働の削減」というイメージを持たれている方も多いと思います。イメージが強いからこそ、進んでいないのではないか、という感覚に陥りがちだと思います。
今日は、「長時間労働」への企業側の対応策について少しご紹介したいと思います。

実際、企業側の対応はどうなの?

長時間労働を改善するために重要だと思う施策は何か?この問いに対して、企業側の取り組みとして最も多く挙げられているのが「業務の標準化(手順の見える化)」(78.4%)、次いで「会議のルール化(時間制限、参加者の明確化、情報共有方法など)」(69.0%)でした。また、管理職による声掛けなども上位にランクインしておりました!
企業側も長時間労働を減らすべく施策は行っているのですね。でも実感できないのはなぜなのか、やはり疑問は残ります。

日本次世代企業普及機構で行っているホワイト企業アワードで大賞を取られたアクシア様お話で印象に残っている事があります。

生産性向上のための管理システムを使用し始めてすぐに、生産性が上がるという効果がありました。しかし、生産性が上がっても残業がゼロになることはありませんでした。生産性が上がり、出来た時間でまた別の作業を入れているため、残業はなかなか減りませんでした。そこで2012年9月30日に「今後会社として残業はゼロ」と決め、全社に「残業ゼロ宣言」を行いました。今までは業務効率化によってできた時間を別の作業をいれていたため、残業は減ることはありませんでしたが、この残業ゼロ宣言からは、別の作業を入れることなく、定時に従業員が帰社しています。これは、社内で経営トップから発信をしたこととともに、社外の取引先にも理解をいただいたので実現できました。やはり、徹底的な業務効率化と見える化、そして社外のお客様や取引先の方にご協力とご理解をいただいたからこそ、残業ゼロが実現したと考えています。

このお話を聞いて、いくら効率化を行っても新しい業務が増えてしまっては元も子もない。すごく簡単なことですが、社長様から伺った時にここまで考えてくれている会社って素晴らしいな、と思ったのをよく覚えています。

また、同アワードで大賞を取られたフォーラス&カンパニー様では、業務内容を限界まで細分化し、チーム体制に変更されていました。

今までは1人で完結していた仕事内容を細分化しました。人によって得意、不得意があったり、能力に差があります。契約書の作成や資料作成など分けることによって、営業職は営業に専念できるようになりました。そのおかげで今まで、残業時間は平均40時間が当たり前だったところが、平均20時間にまで減りました。店舗によっては、10時間を切る社員もいます。
それだけではなく、お客様1人に対し3名体制のユニットで業務に当たるようにしました。そうすれば、お客様からの連絡があるから休めないという状況はなくなります。昔は休みの日も携帯電話にお客様から連絡が入ることがあったものです。
また、社内連絡ツールを用いてお客様情報を共有することで、担当がいなくてもお客様対応をすることができるようになりました。ユニットが違っても電話を受けた人がさっと処理してくれるので、担当はとても助かっています。みんなで助け合うという風土があるからこそできることだと思います。

人によって得意・不得意はあるし、全ての業務を1人で完結していたら突発的な案件が舞い込んでくると、その仕事はストップしてしまいますよね。ストップしていた仕事が今日中だったときには、残業の選択しかありません。でも、細分化していれば、ちょっと処理するだけで続きは他の人が対応してくれるし、チームで仕事をしていれば他の人に割り振ることもできます。

まとめ

このようにちょっとした工夫で長時間労働の削減は出来てしまうのです!また、このように働く人を思った制度や仕組みを整えている企業様も多数いらっしゃいます。
そんな企業に巡り合う、お伝えするためにハピリクは存在しています!ぜひ、ハピリクでお仕事を探してみてくださいね。

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