「新・ダイバーシティ経営企業100選」とは?

「新・ダイバーシティ経営企業100選」とは?

「新・ダイバーシティ経営企業100選」とは、経済産業大臣より「ダイバーシティ経営によって企業価値向上を果たした企業」を認定・表彰された企業です。その「新・ダイバーシティ経営企業100選」の認定マークは下記になります。
平成24年度から28年度までに表彰された「新・ダイバーシティ経営企業100選」認定企業は、205社にのぼります。

 

ダイバーシティ経営とは?
性別、年齢、人種や国籍、障がいの有無、性的指向、宗教・信条、価値観などの多様性だけでなく、キャリアや経験、働き方などに関する多様性を持つ人材を活かし、その多様な人材それぞれの持つ潜在的な能力や特性も含んだ能力が最大限発揮できる機会を提供すること。そして、組織内の個々の人材がその能力や特性をいかし、いきいきと働くことの出来る環境を整えることによって、「自由な発想」が生まれ、生産性を向上し、自社の競争力強化につながる、といった一連の流れを生み出しうる経営のことです。のことです。
つまり、イノベーションを生み出し、価値創造につなげている経営のことで、これからの日本企業が競争力を高めていくために、必要かつ有効な戦略といえます。

「新・ダイバーシティ経営企業100選」の評価のポイント

「新・ダイバーシティ経営企業100選」では、経営における「課題」を解決する取組の革新性と経営トップの関与度・全社レベルでの浸透度、課題から成果までの一貫性を評価しています。

①原則として民間企業等(株式会社、合名会社、合資会社、合同会社、NPO法人等)であること
②ダイバーシティ経営ストーリーの一貫性

・自社の商材・市場はどのような状況にあり、今後成長していくにはどのようなことが課題か?
・企業が成長していくうえで目の前にあるハードルは何か?

といった経営課題を持っているかを明確にし、

・どのような人材が活躍したか?
・そのために、どのような取組をしたか?
・その結果、どのような経営上の成果があり、課題を解決したか?

経営課題が多様な人材の活躍により解決されたかどうか、そのストーリーで明示できているかの一貫性があるか。

②取組事例の革新性・先進性

・同じ業種内の他の企業のモデルとなるような事例や、同じ規模程度の企業にて、
 取り入れることを検討できる事例かどうか
・同じ地域にて、他者に先がけて取り入れた取組かどうか

③全社的な取組事例か

・経営層がリーダーシップをとってすすめているかどうか
・全社員に多様な人材の活躍の意義が浸透する仕組みがあるかどうか

まとめ

つまり、このマークは、性別、年齢、人種や国籍だけでなく、キャリアや経験、働き方などに関する多様性を持つ人材を活かし、その多様な人材それぞれの持つ潜在的な能力や特性も含んだ能力が最大限発揮できる機会している企業であることがひと目でわかります。多様性を認め、一人ひとりがイキイキと活躍できる企業と言えます!
性別、年齢、人種や国籍だけでなく、キャリアや経験、働き方などに関する多様性を活かして活躍できる企業を探している方は、このマークを目印にしてくださいね。