「健康経営銘柄」とは?

「健康経営銘柄」とは?

健康経営銘柄は、「日本再興戦略」による取組の一環として、東証一部上場企業の中から原則1業種1社、「健康経営」に優れた企業に送られる認定マークです。このマークは経済産業省は、東京証券取引所と共同で発表されています。「健康経営銘柄」のマークは下記になります。平成28年の「健康経営銘柄」認定企業は、24業種から24社が選定されました。


 

健康経営とは?
従業員の健康管理者は経営者という考え方です。経営者からすると、企業が従業員の健康に配慮することによって、経営面においても 大きな成果が期待できます。従業員の健康管理を経営的視点から考え、戦略的に実践しているということです。
例えば、従業員の健康管理・健康づくりの推進は、経営者からすると「医療費という経費の節減」のみならず、生産性の向上、従業員の創造性の向上等の効果が得られ、かつ、企業におけるリスクマネジメントとしても重要になります。
従業員からすると、企業による健康に配慮した経営が行われているかの指標が確認できます。

「健康経営銘柄」の認定基準

東京証券取引所の全上場企業約3500社から、以下に記載されている側面から、業種毎に認定されています。

①経済産業省が実施している、「平成28年度 健康経営度調査(従業員の健康に関する取り組みについての調査)」に回答していること
②経営基盤から現場施策までのさまざまなレベルで連動・連携しているか、という視点から「経営理念・方針」「組織体制」「制度・施策実行」「評価・改善」「法令遵守・リスクマネジメント」の5つをフレームワークとし評価基準に基づいて評価し、その評価結果が上位20%であるか
③ROE(自己資本利益率)の直近3年間平均が、8%以上、または業種中央値以上であった企業のうち、②の評価結果が業種内で最も高順位であること

まとめ

つまり、「従業員の健康について考えてくれている企業で働きたい!」「安定した精神状態で働きたい!」という希望を叶えるマークなのです!そんな希望をお持ちの方は、「健康経営銘柄」マークを参考にしてくださいね。