「えるぼし」とは?
「えるぼし」とは、女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)に基づく認定制度で、一定の基準を満たし、女性活躍推進に関する状況などが優良な企業に発行される認定マークです。認定は、厚生労働大臣より送られます。その「えるぼし」のマークは下記になります。マークは段階によって3つに分けられています。
平成28年3月22日現在の「えるぼし」認定企業は、268社にのぼります。
女性活躍推進法とは?
2016年4月1日に全面施行された、常時雇用労働者が301名以上の企業に義務付けられた「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」です。常時雇用する労働者300人以下の事業主は努力義務となっています。この法律では、下記の3つが義務付けられています。
2016年4月1日に全面施行された、常時雇用労働者が301名以上の企業に義務付けられた「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」です。常時雇用する労働者300人以下の事業主は努力義務となっています。この法律では、下記の3つが義務付けられています。
① 自社の女性の活躍に関する状況把握・課題分析
「女性採用比率」「勤続年数男女差」「労働時間の状況」「女性管理職比率」について状況を把握・課題分析をすること
「女性採用比率」「勤続年数男女差」「労働時間の状況」「女性管理職比率」について状況を把握・課題分析をすること
② 状況把握・課題分析を踏まえた行動計画の策定・届出・公表
「目標(定量的目標)」「取組内容」「実施時期」「計画期間」を即した行動計画を策定し、労働者に公表すること
「目標(定量的目標)」「取組内容」「実施時期」「計画期間」を即した行動計画を策定し、労働者に公表すること
③ 女性の活躍に関する情報公表
「えるぼし」の認定基準と3段階の評価
「えるぼし」の認定基準は下記の5点になります。
①男女別の採用における競争倍率が同程度であること
②平均勤続年数が男女間で同程度であること、または10事業年度前およびその前後の事業年度に採用された新規学卒採用者の継続雇用割合が男女間で同程度であること
③法定時間外労働および法定休日労働時間の合計時間数の平均が月ごとに全て45時間未満であること
④管理職に占める女性割合が産業ごとの平均値以上であること、または直近3事業年度における課長級より一つ下位の職階の労働者に占める課長級に昇進した労働者の割合が男女間で同程度であること
⑤女性の非正社員から正社員への転換実績があるなど多様なキャリアコースが整備されていること
上記5点の評価項目があり、満たしている項目の数に応じて一つ星から三つ星まで3段階に分かれています。
まとめ
つまり、このマークは、女性が活躍している企業であること、社員の活躍を推進する企業であるということがひと目でわかります。女性のみならず男性も含めて、一人ひとりがイキイキと活躍できる企業と言えます!
男性・女性関係なく活躍できる企業を探している方は、このマークを目印にしてくださいね。