規模が大きな企業ほど、実労働時間が長くなる!?

日本企業における社員の働き方に関する実態調査

みなさんこんにちは!ハピリク運営事務局です。
産業能率大学総合研究所とHR総研が共同でアンケート調査した結果を共有させてただきます!

「正社員1人あたりの1カ月平均」の「実労働時間※管理監督者、短時間勤務、みなし労働時間制、裁量労働制の適用者を除く」の結果とは…

アンケートの結果、「171~180時間」が30%と最も多く、次いで「181~190時間」が20%強とのことでした。

全体で見るとこういった状況ですが、それを従業員数に分けて見てみると、、、
なんと、規模の大きい企業ほど法定労働時間を上回る「181時間以上」との回答割合が増える傾向があるようです!
特に1000~3000人未満企業で「181時間以上」と回答した企業は、50%以上でした!

また、「201時間以上」と回答した企業は300~500人未満、500~1000人未満の企業の割合が多い結果となりました!
中規模企業の中には残業が常態化している企業が一定数以上存在する様子がうかがえるとの分析結果が出ていました。

大企業・中規模の企業は、長時間労働が常態化している傾向があるようですね。

正社員の昨年度の「平均年次有給休暇取得率※年次有給休暇取得日数(繰り越し含む)÷年次有給休暇付与日数(繰り越し含まない)×100」の結果とは…

有給休暇取得率が「40%~60% 未満」が30%半ばで最も多く、次いで「20%~40%未満」も30%弱と少なくないようです。
また、「20%未満」との企業も20%見られ、多くの企業において有給休暇取得率が低い様子がうかがえる。という結果が出ていました。

企業規模で見てみると、1000人以上の企業では、有給休暇取得率が30%前後であるのに対し、1000人未満の企業では10~20%にとどまっています。
規模の大きい企業の方が有給休暇の取得を促しているようですね。

どこの企業を見たらいいの?

そこで疑問が出てくるのが、「じゃあ、どんな企業に行けば、長時間労働がなく、休みも取りやすいの?」だと思います。企業選びのポイントは、企業規模ではありません!
「どんな働きやすい仕組みを整えているか、いかに従業員の働き方を考えている企業か」これに尽きると思います。

ハピリクでは、働き方を真剣に考えている企業が多数掲載されています!ぜひ、チェックしてみてくださいね。

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