【日経新聞朝刊】トヨタ、裁量労働 実質拡大 一定の「残業代」保証

2017年8月2日の日経新聞朝刊に「裁量労働」に関する記事がありました!

みなさんこんにちは!ハピリク運営事務局です。
本日の日経新聞に「裁量労働」についての記事がありました!


トヨタでは裁量労働をより拡大した制度を設け始めたようです!
そもそも裁量労働を皆さんご存知でしょうか?

裁量労働とは?

あらかじめ想定した労働時間に賃金を払う「みなし労働時間制度」の一種です。つまり、実際に働いた時間ではなく、特定の時間分労働したとみなす「みなし時間」によって計算することを認める制度です。
裁量労働制を導入している企業は、まだ1%程です。浸透まで時間がかかりそうですね。

メリットとデメリットとは?

メリット
・時間に縛られず、仕事を自分でコントロールできる
・自分がベストだと思う手順や段取りで進められる

やはり働き手が時間に縛られずに、自分で主体的に仕事をコントロールできることです。また、仕事の『進め方』についても自分が良いと思った手順や段取りで仕事を進めることができ、主体性を持って仕事と向き合うことができます。

デメリット
・時間内で終わらない仕事を任せられた場合、「不払い残業」になる
・実際に働いた時間が「過労死ライン」を超えてしまう可能性がある

主体的に仕事をコントロールできる反面、外圧による時間の制限が効かないため、長時間労働になる危険性もあります。
また、みなし時間以上に働いても残業代が支払われない可能性も大いにあります。

新聞に掲載されているトヨタさんの制度は?

トヨタさんは、裁量労働にプラスでみなし時間以上働いた場合に追加で残業代が支払われる制度になっています。
これなら、残業代未払いのデメリットは解消されますね!
しかし、長時間労働になる危険性はまだまだあります。様々なルールを設けることで働きやすい制度は整っていくのを実感しました!

裁量労働もこれからどんどん進化していきそうですね!