女性が活躍できる会社とは?

みなさんこんにちは!ハピリク運営事務局です。
日本次世代企業普及機構の活動を通して、多くの企業様とお話していると、「女性採用が難しい」「女性活躍ってどうすれば良いのでしょうか」というお声をよくうかがいます。
そこで本日は、女性活躍について書きたいと思います!

女性活躍は変わってきた!

「男女雇用機会均等法」今や中学生の社会科の教科書にも乗っている法律ですが、施行から30年が経ちました。その法律の流れとともに女性活躍の動きをご紹介致します!

1986年
「男女雇用機会均等法」施行
・・・ 「一般職・総合職」のコース別人事制度が始まる

1992年
「育児休業法」施行
・・・ 男女ともに育児休業が認められる

1995年
「育児・介護休業法」施行
・・・ 男女ともに介護でも休業が認められる

「改正男女雇用機会均等法」施行
・・・ 助成に対する差別項目が努力義務規定から禁止規定に変更

2003年
「少子化社会対策基本法」施行、「次世代育成支援対策推進法」成立
・・・ 企業の子育て支援対策を推進、「くるみん」の導入

男女共同参画推進本部にて「2020年30%目標」を発表
・・・「2020年までに始動的地位にいる女性が30%になることを期待する」と明言

2007年
「改正男女雇用機会均等法」施行
・・・ 弾性に対する差別・セクハラも禁止の対象になった

2008年
「次世代育成支援対策推進法」施行
・・・ 仕事と子育ての両立支援に関する行動計画の策定を義務付ける企業が拡大

2016年
「女性活躍推進法」施行
・・・ 企業に「女性活躍に関する情報公開」が義務付けられる、「えるぼし」導入

こうしてみると、女性の人権を保証する段階から、男女問わず「戦力化する」成長戦略に変わってきていますね。労働人口が減少する中、女性の活躍は企業にとって必要不可欠の要素になっていますね。

実際に働く女性はどのように思っているのか?

ある調査では、女性の9割以上が自分のキャリアへの不安を抱えており、「子どもを育てながら仕事を継続する」ことを不安に持っている女性が多いとの結果も出ています。
ハピリクでも以前紹介しましたが、正社員の転職を希望する10~60代の女性517人の女性へのアンケート調査の結果、勤め先やキャリア形成など、仕事のチャンスは男性の方が有利と考えている女性が8割近くに上るとの結果が出たそうです。

【日経新聞夕刊】働く機会「男性有利」 民間調査 8割の女性が回答

また、働く主婦の787人を対象として調査では、「10年後の夫婦の働き方」に関する調査結果で、10年後の未来を想像した時、夫婦のワークスタイルとして増えそうなのは、「夫婦対等に共働き」が74.3%だったとの結果です。

10年後のワークスタイル、「夫婦対等に共働き」が74.3%

企業の女性活躍は進んでいるの?

「男女雇用機会均等法」施行から30年が経ち、社会の流れも「女性活躍」に進んでいますが、働く女性はまだ自分のキャリアや将来への不安が拭えないようですね。では、企業側の対策はどのようになっているのでしょうか?

以前もご紹介しましたが、企業は「女性活躍」に一番課題を感じています。日本次世代企業普及機構のアンケートによると、女性活躍は育児休業取得は進んでいますが、女性管理職比率に課題がある企業が多いようでした。そして、妊娠出産、育児を理由に退職した人はいるかどうかについては、受けてくださった企業様はやはり意識が高く整備が進んでいるからか31%の企業が「はい」と回答しました。
しかし、ホワイト企業に関心が高い企業様でも31%であるという事実。、世の中では約半数の女性がこの理由で退職することを考えれば、まだまだ改善の余地がありそうですね。

約300社に聞いた!御社のホワイト企業度はどのくらい?アンケート結果

こうした状況の中、「女性活躍」が進んでいる、こんな先輩社員がいます、というアピールをするだけで、応募数がアップした事例もあります。ハピリクに掲載中のママさん社員を募集する求人原稿には、毎月コンスタントに応募が来てます。やはり、仕事をしながらでもバリバリ働きいたい女性は多くいることを痛感します。
ぜひ、そうした点も効果的にアピールして採用につなげていただきたいと思います!ハピリクではそうした企業様を応援しています!

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